転職回数が多いと不利になるのか?不安をなくす秘訣とは?

転職回数の多さは採用の可否に影響するのか

諦める必要はない

転職回数が多いから採用されないかもしれないと、不安に思っている人は少なくないかもしれません。実際のところ、転職回数は採用の可否に影響するのでしょうか。

「転職回数が多い人」に対するイメージですが、 飽き性、何をしても続かない、自分に甘いなど。このように受け止められることが一般的かもしれません。それは、企業から見ても同じです。もちろん、転職回数が多い人がこのイメージ通りというわけではありませんが、そのような目で見られているということは常に意識しておく必要があります。

ちなみに、欧米文化圏では考え方がまるで逆になります。キャリアさえしっかりしていれば、転職を繰り返していることは不利になりません。語学が堪能ならば、外資系企業にチャレンジしてみるという手もあります。

転職はもう無理かもと不安になる気持ちもわかりますが、手段はまだまだあります。諦めることはありません。

転職回数の数え方

これまでに在籍していた全ての会社の数から1を引いた数字が転職回数となります。現在在籍している会社が3社目であるなら、転職回数は2回です。

出向は転職に含まれません。何度出向を繰り返しても、転職回数としてはノーカウントです。ただし、転籍は転職回数として数えられます。職務経歴書には、その旨をしっかりと記載してください。
派遣社員は、派遣元が変わらなければ、派遣先が何度変わろうとも転職回数には含まれません。アルバイトやパートも転職回数には含みません。

転職回数はごまかせる?

転職回数は、ごまかさずに正直に伝えたほうが無難です。ごまかしてもいずれは発覚すると思ってください。発覚を恐れてビクビクしながら働くのも、精神衛生上良くありません。

たいていの場合、雇用保険被保険者証、源泉徴収票、年金手帳、このいずれかが原因で発覚するとされています。仮にこれらでバレなかったとしても、会社が独自に前職の職場に電話をして確認を取るといった事例もあります。

入社後に転職回数を偽っていたことが発覚した場合には、解雇される可能性もあります。転職回数を正直に申告した上で、スキルや熱意をしっかりとアピールするようにしましょう。

転職を成功させるための秘訣

転職が多くても不利にならない?

転職回数が多くても、それほど不利にはならない場合もあります。

各社での就業期間が長い

数か月程度での退転職を繰り返していたのでは印象が良くありませんが、ひとつの会社に3年程度の在籍期間があれば、それなりに評価される傾向にあります。

納得できる退職理由がある

退職や転職の理由が全て前向きで、自分のスキルを磨くために努力をしていることを面接官に伝えましょう。

一貫性の有無

同じ職種、業界内での転職は、仕事に対する一貫性のアピールに繋がります。料理人の次は運転手、次にデザイナーといった感じの転職は、気の向くままに仕事をしているという悪い印象を与えてしまいます。

転職回数が多い人の職務経歴書の書き方

転職回数が多いからといって、長々と職務経歴書を書くのはNGです。職歴を飛ばすのは絶対にいけませんが、できるだけ読みやすく簡潔な内容にまとめてください。職務経歴書は「編年体式」と「キャリア式」の2通りの書き方がありますが、転職回数が多い場合は、職務内容ごとに記載する「キャリア式」にするのが無難です。

転職回数が多い場合には、誰が聞いても納得するような転職動機を伝えることも重要です。しっかりとした目的を持って、転職回数の多さを逆にアピールできるような面接をしてください。

転職回数の多さがネックで、なかなか転職先が決まらないという人は、「リクルートエージェント」や「DODA」などの転職支援サービスを利用してみるという方法もあります。転職に関するさまざまなノウハウを持ったプロが転職のサポートをしてくれますよ。

転職エージェント比較

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