転職活動中と転職後の「慣れない」という不安を解消する方法
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2018.09.14
カテゴリー: 内定後の不安と対策
転職活動中の不安とその解消方法
転職に関する不安は、大きく2つに分けられます。1つは転職活動がうまくいくかどうかというもの、もう1つは転職した先でうまくやっていけるかどうかの不安です。
特に、「転職に慣れていない」「これが初めての転職だ」という人の場合は、不安が強いことでしょう。
漠然とした不安はなかなか解消が難しいものではありますが、その不安に対してアプローチできる解消方法を知ることができれば、対応は可能です。その方法を見ていきましょう。
転職活動中の不安は、「自分と合う会社は見つかるのか」「正当に評価してもらえるのか」「新しい会社でうまくやっていけないのではないか」というものが多いことでしょう。
しかしこれらには、ちゃんとした解消方法があります。
「自分と合う会社が見つかるかどうか」は、たとえば転職エージェントなどの力を借りることによってある程度解決できます。あなたのキャリアや希望を聞き、それに合った転職先を紹介してくれることでしょう。
「正当に評価してもらえるのかどうか」は、その企業の面接官の性質にもよります。しかし、転職活動はじっくり取り組んでも構わないものです。圧迫面接や、不当な評価によって不採用となった場合は、また新しい企業にアプローチしていけばよいのです。
ブラック企業などに勤めていて、「お前などどこの会社に行っても通用しない」と言われ続けた人は、自己評価が異常に低くなってしまいがちです。しかし、このように言われ続けた人であっても、転職先あるいは職種変えによって、水を得た魚のように活躍するというのはよく聞かれる話です。また、どうしても自尊心が取り戻せないという場合は、心療内科などの力を借りる方法もあります。
転職活動に対する悩みを抱えたときは、転職エージェントに相談しましょう。また、転職エージェントを使わずに自分自身だけで転職活動を続けていくならば、周りの人に相談をするようにします。不安は、一人で抱えているとどんどん膨らんでいきます。しかし周りの人の助言を聞くだけで、心が軽くなり、転職活動に前向きに取り組めるようになることも多いのです。
転職後の不安とその解消方法
「転職をしたけれど、慣れない職場であるからさまざまな問題を抱えてしまっている」という人もいるでしょう。転職をしなければよかった、と思ってしまう人もいるかもしれません。
「会社の雰囲気が違っていて、なかなか慣れない」という人は、一度頭をリセットしましょう。たとえ同じ職種であっても、前の会社と今の会社はまったく違うものだと考え、現在の会社の社風になじむように努力をしていく必要があります。
社会に出たばかりの新卒者は社会全体に対して不慣れですが、転職者の場合は前の会社とつい比べてしまうこともあるでしょう。しかし、「前の会社の方がよかった」ととれる発言は、少なくとも会社の人の前では避けるべきです。また、前の会社で積み重ねた実績などを自慢ととられかねないことも言わないように注意が必要です。
「前の職場ではそれなりに仕事ができる方だったのに、今の会社では失敗ばかりしている」というように、「慣れない業務」に対して不安やストレスを感じる人もいるでしょう。しかしこれも、ごく当たり前のことです。社風が異なれば、業務内容も異なります。それは、たとえ同じ職種であっても同じです。
新卒のときと同じように、「初めての業務」が必ず出てきます。たしかに転職者の場合、新卒とは異なり、即戦力であることが求められます。しかし、「慣れていないことがある事実」をしっかりと自覚し、周りの指導を感謝とともに受け入れていれば、やがてこのような不安は消えていくでしょう。
転職活動中にも転職後にも、人は必ず不安を抱えます。大切なのは、「不安そのものを抱かないようにすること」ではなく、「不安を解消するための方法と心構えを知ること」なのです。
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