転職が初めてで不安なことは?気持ちを切り替えて成功させる方法
カテゴリー: 転職活動中の不安と対策
初めて転職する場合に不安になること
自分の長所がわからない、どう表現していいのかわからない
まず、自分の強みは何かを見極めなくてはなりませんが、自分の強みとは何だろう、企業にとって利益になる自分の長所は何だろうと考えてすぐに答えられる人はいません。答えられたとしても、実はあまり企業が望んでいるようなことではないかもしれません。それでは自分には強みはないのではないかと思う人も多いかもしれません。
そのような場合、経歴や学んだことを分析していくと強みがわかってきます。中には、資格をたくさんとって、それを羅列している人もいますが、資格を並べるだけでは強みとはいえません。その資格でこのようなことができるという風にアピールする必要があります。中には欠点しか思いつかないという人もいます。
しかし、欠点も観点を変えれば、長所になる場合もあります。ペシミスティックに考えず前向きに考えましょう。例えば大雑把な人は、細かいことを気にしない性格といえます。周りの人に意見を聞いてみるのも一つの方法です。先輩や学生時代の友人などに自分の長所はどこだろうかと聞いてみると意外な答えが帰ってくるかもしれません。
企業にどうアピールすればいいかわからない
就活を経験した人も転職が初めてであればアピールの仕方に迷ってしまいます。面接では、自分の言葉でアピールしなくてはいけません。新卒で就職活動をしていた頃は、意欲がどのくらいあるか、ということが大事でした。経験のない真っ白な状態で、会社のやり方を覚えていける素直なタイプが好まれます。
一方、転職の場合は実務能力や即戦力が必要です。30代の転職なら経験も豊富で即戦力も期待できますが、いわゆる第二新卒の場合は、まだ経験が不足してアピールするほどの即戦力もありません。その場合は企業が必要とするタイプであることをアピールすることが大切です。
しかし、企業が本当に必要としているタイプを見極めなくては、うまくアピールができません。企業のニーズをしっかり把握することが大切です。
就労条件や給与などの希望をちゃんと伝えられるか不安
内定が出て、企業から提示された条件が希望どおりであれば問題はありません。しかし、もし、給与や勤務地、休暇などの条件が納得できないものであれば、内定先の企業とすり合わせをして、納得できる条件で入社したいものです。
ところが、このような交渉に慣れていないと、せっかくの内定が条件交渉をしたら取り消されるのではないかと考え、不安になります。そのために交渉せずに転職したら、また転職したくなってしまうかもしれません。
現職場に退職したい旨を伝えるのが不安
民法では退職は14日前の報告が義務付けられています。しかし、できれば残務整理などもありますから、退職日までもっと余裕を持って報告したいものです。上司に引き止められる可能性もあり、思ったように引き継ぎが進行しないかもしれません。
転職先の入社日に間に合わせるためにも、1ヶ月以上前に退職報告をし、きっちり引き継ぎをして転職していきましょう。
初めての転職には転職エージェントを利用するのもひとつの方法
職を決めたら、転職エージェントに登録すると転職のお手伝いをしてもらえます。仕事を辞めないで、転職活動をする場合、転職活動に時間があまり取れません。情報を収集するだけでもかなり時間が必要で、その上、収集した企業が自分に合った企業かどうかまではわかりにくいのですが、転職エージェントに頼むと、あなたに合った企業をピックアップしてくれます。
転職エージェントは企業との繋がりがあり、体質なども把握しています。この企業にはこのようなアプローチの仕方といったノウハウを持っています。そのため、アプローチの仕方をアドバイスしてもらえます。
転職エージェントは、あなたの悩みを聞いてくれ、職務経歴書などもチェックしてくれます。一緒に、経歴をチェックしながら、同時にあなたの「強み」を見つけてくれます。そして、内定が決まったら就労条件などの交渉も任せられるので安心です。そして退職報告についても、サポートしてくれるでしょう。
転職エージェントは、ネット上で登録が簡単にできます。ほとんどの場合、会費も無料でサポートしてくれます。