転職活動~結果待ちの期間の不安を和らげる方法と問い合わせについて
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2018.09.14
カテゴリー: 転職活動中の不安と対策
採用不採用の通知はいつ届くのか
転職活動を行い、受けるべき企業を精査し、「これぞ!」と思った会社に面接に行き、それも無事に終わったとします。しかしその後には、転職活動をしているときや面接のときとはまた違う不安が出てきます。「結果はどうなるのか」という不安です。特に、「採用が決定したかどうか分からない」という「結果待ち」の状況は不安なものですよね。
ここでは、そんな「結果待ちの不安」を少し軽くする方法や知識を紹介していきます。
転職活動で面接にまで行きついた場合、採用不採用の結果はだいたい1週間を目安に転職希望者に届けられます。
もちろん、「結果は2週間後に通知します」「不採用の場合は一切連絡をしません」としているところもあります。「多くの応募があり、誰をとるかはすべての面接が終わってから決めたい」と考えている企業などは、このようなスタイルをとる可能性が高くなるでしょう。
ただ、特段の事情がない場合は、1週間以内に結果が知らされると考えてよいでしょう。また、「不採用の場合は連絡しない」としている企業も、採用の場合は1週間を目途に連絡をしてくることが多いかと思われます。
結果待ちの期間はなかなか不安なものですが、まずは1週間ほど待ちましょう。ちなみに早い企業の場合は、3日以内に採用・不採用の連絡が来ることもあります。通知は、現在はメールや電話で行われることも多いのですが、まれに郵送で結果が知らされることもあります。この場合はもう少し結果待ちの期間を長く見積もっておくとよいでしょう。
問い合わせるときの文面例
結果待ちの不安は、最終的には結果を知るまでは解消されません。
ただ、「不採用者には連絡をしない」としている企業でないのであれば、自分から「結果はどうなったのか」と問い合わせてもよいでしょう。また、「○日以内に結果を教える」とされていたにも関わらず、それを大幅に超過している場合も連絡してしまって問題ありません。
「不採用だから連絡しなかった」というのならば、残念は残念ですが納得はできるでしょう。しかし、「企業側が採用の通知を送っていたにも関わらず、メールエラーなどによって転職者の手元にその通知が届いていなかった」ということになれば、事態は深刻です。特に、「採用・不採用に関わらず連絡はする」としていた企業からの連絡がないのであれば、こちらから連絡すべきでしょう。
ただし、メールや電話での言葉選びは慎重になるべきです。居丈高な言い回しや不安を前面に押し出した言い回しは使わず、丁寧な言葉遣いを選ぶようにします。
基本の構成は、以下の通りです。
- 選考結果についてのお問い合わせ などのようなタイトル
- 冒頭のあいさつと名乗り
- 忙しいなか面接の機会をいただいたことへのお礼
- 面接を受けた日取り
- ○日以内に結果が出ると伺っていたが、現状としてその結果を受け取っていない旨
- 何日くらいに結果をいただけるのかの問い合わせ
決して相手を責めるような言葉は使わないのがポイントです。採用された場合はその会社の人事部(あるいは採用・不採用を決める上役)とも付き合っていく可能性が高いのだ、ということを常に意識しておかなければなりません。
また、企業側から採用のメールなどで通知が来た場合は、当日のうちに丁寧に返信をしたためてください。
不採用の場合には、特に連絡をする必要はありません。結果待ち中の不安を和らげるのは、なかなか大変なものです。どうしても結果が気になり、そわそわしてしまう人も多いことでしょう。ただこの期間は、気持ちを紛らわす意味でも、そしてもしその企業とご縁がなかったときのことを考える意味でも、ほかの企業の求人広告などを当たって過ごすのもよいでしょう。
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