転職を考えてると言ったら家族が反対して不安に…前進する3つの考え方とは

転職の一言で家族の顔色が変わって微妙に…そして反対された時、どうするでしょうか。 キャリアコンサルタントをしていた時も、土壇場で家族の反対にあって、悩んでいる人が数人ほどいました。

またそうでなくても人生約40年、家族の反対と闘いながら生きてきた、馬車馬な管理人もいます（注：午年女です。思い込んだら一直線な傾向…）

実際に転職を家族に反対された人の実体験や、反対意見に負けずに自分の人生を生きてきた経験から。 家族の反対にどう向き合うかの対策を、大きく3つにまとめてみます。

1.転職した方が自分（たち）にとってよいことを論理的に説明する

転職活動したてだったり、モヤモヤがある段階では正直難しいかもしれない…けれどもできる限り「転職活動する理由を論理的に説得（説明する）練習台」だと思ってください。

自分自身話すことで心の整理もできてくるし、結果的に面接や書類作成の参考になる可能性が高いでしょう。

今の働き方のこういうところを新しい会社で活かしたい…自分のこの得意（やキャリア）は、現職よりもこういう会社で活かせるに違いない！

そんな道筋をしっかり説明されていれば、納得感もあるでしょう。

この場合、反対する家族への説明自体が面接対策そのものです。また、反対されたことで再度、転職すべきかどうか。この場合どういう目標でキャリアプランを練っていけばいいかを改めて考え直すきっかけになります。

家族や大切な人の反対は誰しも心が折れます…正直ツライですよね。けれど、長い目で見た時結果的に。この時があってよかったと思えるでしょう。

2.しばらく転職話はせずにひたすら転活して結果を出す

一度転職を考えている話をして、論理的に話をしてそれでも反対なら一度心に問いかけてください。

転職活動、今するべきなのかどうか

悩みを書き出してみると案外スッキリしますし、自分の整理にもなります。その上で転職活動を続けると決断したら…

反対する家族には何も話さずひたすら行動して前提条件を作ることだと考えています。

私自身転職活動で反対されたことはない…というより、いつも事後報告だったので反対される余地もありませんでした。
20代と若かったとは言え、一人の「大人」です。親も何も言えなかっただけかもしれませんが…けれど案外そんなことだったりします。

転職活動中またはこれからの場合、自分の中でも見えない未来や迷いがどうしてもあります。するとそんな心の中の「不安感」が表にどうしても出ているはず。すると家族にも不安は伝わるのです。

また私自身家族に反対されたことは「起業」だったのですが、実際に起業への道筋が見えてきた段階では、誰も反対はしませんでした。

つまり、新しい活動で移ろうとする中で自分でも迷いがあって…どうしても「反対」がほしい心持ちがある状態だとも言えます。

だからこそ一歩立ち止まって、自分のこれからを考えてみる。自分の中でもゴーサインがあるなら、結果を出してしまってから事後報告。
分からないモヤモヤした段階で相談する相手には、気を付けた方が良いでしょうね。

こういう時、「職場や仕事と関係ない友達」は一番いい相談相手でしょう。もちろん、転職支援サービスを使ってキャリア面談をしてみるのも大切です。

3.ストレスによる身体の変調などを話して同情してもらう

これは正直最終手段のカンフル剤です。が、使う段階は2.の段階を経て「内定」という結果をもらってから。あまり初期で使うことはおすすめしません。

ただもちろん…本当にストレスで不調が出ている以上は相談した方がいいし、メンタルクリニックに通うなど、違う対策も必要になってくるとは思います。

メンタルが不安定すぎると、転職活動してもいい結果は出ないです。自分自身が受け入れ体制になっていないからです。
この状態で活動しても、求人企業やはたまた、職場や家族みんなに迷惑をかけてしまいます。そのためもし、メンタルサポートが必要なら、そちらを優先すべきです。

ただ内定が決まり、自分は新しい会社に行きたいと思う中での最後のひと押しには…イチかバチかで現状のストレスから不調などを伝えてみるのもありです。

誰だって家族が本当は新しい道があるのに、今の道で苦しんでいてストレスフルになっている…それで喜ぶ人はほぼいません。みんなあなたの幸せや新しい未来を応援したいはずです。

転職活動を考えた時に家族が反対する時の対策まとめ

1. 転職した方が良い理由やプランを論理的に説明して理解してもらうように努力する
2. 家族に都度相談はせずにまずは行動してみる。相談相手を考えて相談しながらやってみる
3. （最終局面では）転職することで自分のストレスも解消されつつあると分かってもらう

家族に反対されて不安にならず、まずは落ち着いて自分がどうしていくかを考えていきましょう。

ちなみにここに書いたことは転職だけでなく、進路のことや起業や新しいことを始める時に…家族の反対があった時全てに通じることです。

20代から30代と幾度となく人生が変わっていくタイミングがありました。その中で転職コンサル時代…というより、その後20年近くの人生経験の中で集約した結果が…この3つの対策になります。

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